2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 株やってないけど

株価下がりすぎ、まるで教科書の世界だな。

 時をかける少女/筒井康隆

知らない奴なんているのかよ?ってほどの有名な作品。 文章も読みやすく、中高生(俺も高校生だけど、まだ)向けな感じもするけど。 余計な?社会意識や常識を持たない中学生の視点から描かれた世界観は得るものが多い気がする。 王道な名作。

 かもめのジョナサン/リチャード・バック

話としては面白いんだけど。 作品のあまりにも超然的な態度がこの作品全てを肯定させる気にはさせなくする。 ある意味危険な本なんだけど、 読んだ方がいい気がする。 薄いから、一時間もかからないし。

地球(テラ)へ・・・/竹宮恵子

SFもの、未来の人類のお話。地球は汚染され、人々は住めなくなった。 人々は太陽系に新天地を求め、移り住んで行った。 人々は人間が二度と同じ過ちを繰り返さないために、 コンピューターによって徹底的に管理された社会を作り出した。 その悩む必要のない…

 文学部唯野教授/筒井康隆

結構長くて骨が折れた。だけど、その分の価値もある気がした。 文学部教授唯野仁のお話。 基本的には「唯野の文学評論の講義」と「大学内のいざこざ」を二つをくっついて出来ていて、 唯野教授は博覧強記で口がうまい。なんだこいつ!?って思うような人物。…

 スプートニクの恋人/村上春樹

初村上春樹。あんまり長いのも嫌だから、図書館に行ってそこで唯一上下巻じゃないので借りてきた。 初春樹の感想は一言で言うと「豪華な独り言」 主人公の主観の精神描写の中にふんだんに比喩が盛りこめられ、読んでいる人にイメージを与える。 そんな感じ。

 国語入試問題必勝法/清水義範

タイトルは受験向けな感じがするけど、中身は短編集。 タイトルに冠されている“国語入試問題必勝法”は面白かったけど。 正直他の話はあまり面白いとは思えなかった。国語入試必勝法はタイトルどうり国語の問題の解き方を受験生目線で書いた作品で、 問題を読…

 センセイの鞄/川上 弘美

前に学校で川上弘美の離さないという作品を習って、そのときに先生(もちろん僕の学校の)「川上弘美を 作品を読んだことあるひといる?」と質問をして、クラスの中で一人だけ「センセイの鞄を読んだことがある」 って言った人がいって、以来気になっていた…

ぼくの描いた戦争/手塚治虫

手塚治虫の作品の中でも戦争をテーマにしたもの抜粋した短編集。 戦争を知らない自分にはわからない世界。だけど、だからこそ少しでも知らなければいけないなぁ と思った。

陽だまりの樹/手塚治虫

手塚治虫の曽祖父、手塚良庵と伊武谷万二郎を主人公に据え、江戸幕府末期を描いた作品。 手塚治虫を読むと、少し悔しくなる。愚直的なまでに感動的、救われないからだ。 登場人物でも実際の人間でも何か報われないことはすごい悲しい気持ちになる。 この作品…

ガラスの地球を救え/手塚治虫

手塚治虫の随筆集、前になんかの受験問題にでているのも見たことがある。 ひとつひとつ言葉を丁寧にわかりやすく書いてある。 そして、その言葉ひとつひとつを真摯に受け止めてみようと思った。

人が人を殺すとき―進化でその謎をとく/マーティンデイリー, マーゴウィルソン

ノーコメント

車輪の下/ヘルマン・ヘッセ

主人公は地元の一番の優等生で神学校の試験を通過し、将来を約束されていたはずだった。 そこで様々なことに出会う。幼い少年の精神は傷つきやすい。主体性、価値観、無力さ、絶望、色々なことを読むと感じる。

アンパンマンの遺書/やなせたかし

アンパンマンで有名なやなせたかしの自伝。元々やなせたかしが大人向けの漫画家だったことには びっくりだけど。あのアンパンマンの歌の深さを考えれば解ると思う。 読んでみると、自伝にしては出来過ぎなぐらい面白いエピソードがたくさんあって、 初めての…

人は悲しみで死ぬ動物である/ゲーリー・ブルーノ・シュミット

呪い、禁忌、愛する人の死、人間は精神的な苦しみからでも死ぬことができる。 そんな内容、正直この本に書いてある。精神的な苦しみから死ぬ理由は どうなのそれ?って感じで眉唾物だけど、本の中に書かれている様々な事例は面白い。

みんな自分がわからない/ビートたけし

みんな自分がわからない (新潮文庫)作者: ビートたけし出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1995/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る言わずと知れたビートたけしの著書。書いてあることは当たり前のことだけど、その観察眼が鋭い。 例えば、子供…