2007-02-27から1日間の記事一覧

 時をかける少女/筒井康隆

知らない奴なんているのかよ?ってほどの有名な作品。 文章も読みやすく、中高生(俺も高校生だけど、まだ)向けな感じもするけど。 余計な?社会意識や常識を持たない中学生の視点から描かれた世界観は得るものが多い気がする。 王道な名作。

 かもめのジョナサン/リチャード・バック

話としては面白いんだけど。 作品のあまりにも超然的な態度がこの作品全てを肯定させる気にはさせなくする。 ある意味危険な本なんだけど、 読んだ方がいい気がする。 薄いから、一時間もかからないし。

地球(テラ)へ・・・/竹宮恵子

SFもの、未来の人類のお話。地球は汚染され、人々は住めなくなった。 人々は太陽系に新天地を求め、移り住んで行った。 人々は人間が二度と同じ過ちを繰り返さないために、 コンピューターによって徹底的に管理された社会を作り出した。 その悩む必要のない…

 文学部唯野教授/筒井康隆

結構長くて骨が折れた。だけど、その分の価値もある気がした。 文学部教授唯野仁のお話。 基本的には「唯野の文学評論の講義」と「大学内のいざこざ」を二つをくっついて出来ていて、 唯野教授は博覧強記で口がうまい。なんだこいつ!?って思うような人物。…