2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
スローターハウス5 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るドレスデン爆撃を下敷きに展開していく小説。 人間は死ぬ。しかし、…
ちいさな王子 (光文社古典新訳文庫)作者: サン=テグジュペリ,野崎歓出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (39件) を見るほんとうに大切なものは目にみえない。
もう、二週間ばかし前の話になるけれど、カート・ヴォネガットが死んだ。 彼の本に出会ってから、まだ数ヶ月も経っていない。 だけど、彼の書く文章は僕にすごい衝撃を与えた。 残念だけど、人が生きる目的は死ぬためだった。ご冥福を祈ります。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る本当にいまさら読むけど、ウェブ進化論。内容としては、…
翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない作者: 永井均出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 1995/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (25件) を見る難解な哲学の問題を難しい哲学書と比べて簡単に、 対話と…
「象の消滅」 短篇選集 1980-1991作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/31メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (252件) を見る村上春樹の短編集、なんとなくありそうで、やっぱりどこにもない世界。 この人の…
現代倫理学入門 (講談社学術文庫)作者: 加藤尚武出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/02/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 47回この商品を含むブログ (64件) を見る現代倫理学入門 いくつかの問題をあげて、その問題を倫理学的にはどう考えるかをわかり…
「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?作者: 村上春樹,安西水丸出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/03メディア: ムック購入: 3人 クリック: 33回…
最近知ったばかりなのに、もう三冊も読んでしまった。 カート・ヴォネガット・ジュニアの作品。 テーマは「いかにして役立たずの人間を愛するか?」自らのことを省みずに他人に尽くす人間は素晴らしい人間だ。 しかし、本当に自らを省みない本当の善人を見た…
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 100回この商品を含むブログ (140件) を見る目の前を見たくない、只甘ったるいのが大好きです。 自分は…
「人殺し」の心理学作者: デーヴグロスマン,Dave Grossman,安原和見出版社/メーカー: 原書房発売日: 1998/07メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る人は殺人に対して、強烈な抵抗感を覚える。 それがこの本のテーマ。 私はぎょっ…
東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 130回この商品を含むブログ (253件) を見る意外と面白かった。色々考えさ…
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)作者: 滝本竜彦,安部吉俊出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2004/06/24メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 119回この商品を含むブログ (309件) を見る知っている人は知っている、知らない人は知らないあの…
1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)作者: ジョージ・オーウェル,George Orwell,新庄哲夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1972/02メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 299回この商品を含むブログ (267件) を見る小説としての体裁をしているけど、文学作品として捉…
猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/07/01メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 148回この商品を含むブログ (164件) を見るこの小説はすごい。 俺は冒頭のこの一文でやら…