嘘つきアーニャの真っ赤な真実 /米原 万里

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

1960年、ソビエト学校に通っていた作者の友達を追った。ノンフィクションもの、冷戦時代、様々な境遇・国籍の子供がいた学校での生活を描き、30年後その友達の今を見た。
 もっと、共産主義愛国心などの思想が身近にあって、大きな意味があった時代の物語、今とは違う考え方だけど、すごく重要な意味を持っている歴史が読み取れる作品。