カラマーゾフの兄弟 / ドストエフスキー

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

ロシア文学の金字塔。一生に一度は読んでおこうと以前から思っていてこの度読みました。
俺のちっぽけな頭では理解することが到底出来ない世界がそこには広がっていた。
この作品では神の存在を色々な視点で論じている。
実際に神がいるのか?システムとしての神の必要性 神の沈黙・・・
現代でもこの質問にひとつでも満足に答えられる人がいるとは思えない。本当に深遠なる作品だと感じる。

余談 少し前に新訳が出たり、テレビであらすじを紹介したり、あと漫画にもなったり、最近古典ブームがきてるのかな?(もしくは起こそうとしているのかも)
個人的にはテレビでやってたあらすじと漫画のやつは本当の話と全然違うように理解しちゃうから読まないほうがいいと思う。